インフラエンジニアは、設計や構築だけでなく、運用や保守、監視の仕事にも携わります。監視業務は、マニュアルに沿って同じ点検を繰り返すという単調な作業です。運用や保守も、コンピューターの設定やネットワークの確認作業を毎日行うという比較的単調な作業です。それで単調な作業でもコツコツと行える人が向いています。
ITインフラは毎日時間に関係なく稼働しているので、インフラエンジニアは、深夜や土日も出勤しなければならないことがあります。また、トラブルが起きれば、すぐに対応しなければなりません。それで、突発的なことがあっても、比較的柔軟に対応できる人が向いていると言えます。
インフラエンジニアは、トラブルが生じた時にはすぐに的確に対応しなければなりませんが、そのような時でも慌てずに冷静に対処する必要があります。トラブルの原因は何か、どうすれば解決できるかといったことを論理的に考え、冷静に対処できる人は向いているでしょう。
コミュニケーション能力の高いというのもインフラエンジニアに向いている人の特徴です。インフラエンジニアは、設計業務にも携わるので、クライアントの要望を上手に引き出す必要があります。また、チームのメンバーと協力して働きますし、トラブルが起きた時には関係各所に状況をわかりやすく伝えることなども必要です。人とのコミュニケーションがスムーズに図れることは、インフラエンジニアとして働く上で欠かせません。これらのスキルを持ち合わせている人は、インフラエンジニアへの道を選択肢の一つに入れてみると良いでしょう。